計算結果 (R)¶
計算結果メニューに含まれる機能について説明します。
簡易演算結果の管理 (M)¶
簡易演算結果を管理します。
簡易演算結果は、計算結果同士の簡単な演算によって得られる値です。
図 100 に示すダイアログが表示され、 ここから簡易演算結果を管理できます。
簡易演算結果の追加と編集¶
「簡易演算結果の一覧」ダイアログ上で「追加 (A)」もしくは「編集 (E)」ボタンを 押すと、 図 101 に示すダイアログが 表示され、簡易演算結果を追加もしくは編集できます。
「名前」には、新しく作成する簡易演算結果の名前を入力します。
「入力として使う計算結果」は、その下の「追加 (A)」「削除 (D)」ボタンにより 追加・削除できます。「入力として使う計算結果」での設定項目の詳細を 表 12 に示します。
「変数の定義」には、簡易演算結果を計算するための処理内容を記述します。 処理内容は、 JavaScript 言語で定義できます。例は 簡易演算結果の定義例 を参照してください。 「入力として使う計算結果」の「変数名」で定義した変数名を入力として 定義してください。
「テスト」ボタンを押すと、「変数の定義」の内容と、「入力として使う計算結果」 の「テスト用の値」によって簡易演算結果の値の計算が行われ、結果が表示されます。 もし「変数の定義」の内容に問題があれば、エラーメッセージが表示されます。
項目名 | 説明 |
---|---|
計算結果名 | 入力とする計算結果の名前。コンボボックスから選択する |
変数名 | 下の「変数の定義」でこの計算結果を参照する時に使用する変数の名前 |
テスト用の値 | 下の「テスト」ボタンを押した時、簡易演算結果の値の計算時にこの変数に代入される値 |
簡易演算結果の定義例¶
ここでは、簡易演算結果の定義の例を示します。
簡易演算の結果は、以下のような機能を組み合わせて定義することができます。
JavaScript言語の仕様についての説明は 以下のページなどを参照してください。
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript
return D * D;
return Math.sqrt(D);
var d2 = D;
while (d2 < 1000) {
d2 = d2 * 2;
}
if (d2 > 1500) {
d2 = 1500;
}
return d2;
function f1(d) {
return d * d;
}
function f2(d, e) {
if (d < e) {
return e;
} else {
return d;
}
}
return f1(D) * f2(D, E);
可視化・グラフ設定のインポート¶
可視化ウィンドウ・グラフウィンドウの設定をインポートします。
この機能は、ファイルメニューの下のインポートメニューに含まれる 「可視化・グラフ設定」と同じです。 可視化・グラフ設定 (V) を参照してください。