地理情報 (E)

地理情報をインポートします。

地理情報は、表 8 に示す ファイルフォーマットからインポートできます。

表 8 地理情報をインポート可能なファイルフォーマット
種類 フォーマット
点群データ 地勢データ (*.tpo)
  テキストファイル (*.csv, *,txt, *.xyz)
  STLファイル (*.stl)
  LandXML ファイル (*.xml)
横断測量データ 横断測量データ (*.riv)
  国土交通省 横断測量データ (*.csv)
ラスターデータ GeoTIFF ファイル (*.tif)
  Arc/Info ASCII ファイル (*.asc)
  16bit グレースケール PNG ファイル (*.png)
  NetCDF ファイル (*.nc)
時系列ラスターデータ GeoTIFF ファイル (*.tif)
  Arc/Info ASCII ファイル (*.asc)
  NetCDFファイル (*.nc)
  XバンドMPレーダーデータ (*.*)
ポリゴンデータ ESRI シェープファイル (*.shp)
  CSV ファイル (*.csv)
ラインデータ ESRI シェープファイル (*.shp)
  CSV ファイル (*.csv)
点データ ESRI シェープファイル (*.shp)
  CSV ファイル (*.csv)

「地理情報」を選択すると、インポート可能な地理情報のリストが サブメニューとして表示されます。ここでインポートしたい地理情報を選択すると、 図 55 に示すダイアログが表示されます。ファイルを選択すると、 選択したファイルから地理情報がインポートされます。

インポートされた地理情報は、オブジェクトブラウザーで確認できます。インポート後の iRIC の表示例を 図 56 に示します。

../_images/select_file_to_import_dialog.png

図 55 インポートするファイルの選択ダイアログ

../_images/iric_after_importing_riv_data.png

図 56 河川測量データインポート後の iRIC 表示例

以下に、インポートするフォーマットごとの追加の操作について説明します。

地勢データ (*.tpo)

ファイルを選択すると、 図 57 に示すダイアログが表示されます。

必要に応じて「間引き」の値を変更した上で「OK」ボタンを押します。

../_images/tpo_import_setting_dialog.png

図 57 間引き設定ダイアログ

テキストファイル (*.csv, *.txt, *.xyz)

ファイルを選択すると、 図 58 に示すダイアログが表示されます。

プレビュー欄を確認しつつ、適切な設定を行った上で「OK」ボタンを押します。

../_images/import_pointcloud_setting_dialog.png

図 58 テキストデータインポート設定ダイアログ

横断測量データ (*.riv)

河川測量データからインポートする場合、ファイル選択後に ファイルのエラーチェックが行われます。もし問題があった場合は、 図 59 に示すダイアログが表示されます。

その後、図 60 に示すダイアログが表示されます。 インポートの設定を行って「OK」ボタンを押します。

../_images/rivdata_import_warning_dialog.png

図 59 見つかった問題一覧ダイアログ

../_images/rivdata_import_setting_dialog.png

図 60 河川測量データインポート設定ダイアログ

国土交通省 横断測量データ (*.csv)

まずはじめに距離標データが格納された CSV ファイルを選択します。 その後、横断データのあるフォルダを選択するダイアログが表示されるので、 選択して「フォルダの選択」ボタンを押します。

日本 国土交通省 河川測量データからインポートする場合、ファイル選択後に ファイルのエラーチェックが行われます。もし問題があった場合は、 図 61 に示すダイアログが表示されます。

その後、河川測量データ (*.riv) と同じく、図 60 に示すダイアログが表示されます。 インポートの設定を行って「OK」ボタンを押します。

../_images/japan_riv_import_warning_dialog.png

図 61 見つかった問題一覧ダイアログ

GeoTIFF ファイル (*.tif), Arc/Info ASCII ファイル (*.asc) (ラスターデータ)

GeoTIFF ファイル (*.tif), Arc/Info ASCII ファイル (*.asc) からラスターデータを インポートする場合、ファイルに座標系の情報が含まれていない場合、 図 62 に示すダイアログを表示した後、 図 63 に示すダイアログが表示されます。

GeoTIFFファイルではファイル内の座標系の情報が、 Arc/Info ASCII ファイルでは拡張子が *.prj のファイルがあった場合そのファイル内の座標系の情報が、それぞれ読み込まれます。

../_images/geotiff_cs_warning_dialog.png

図 62 警告ダイアログ 表示例

../_images/geotiff_cs_select_dialog.png

図 63 座標系選択ダイアログ 表示例

GeoTIFF ファイル (*.tif), Arc/Info ASCII ファイル (*.asc) (時系列ラスターデータ)

GeoTIFF ファイル (*.tif), Arc/Info ASCII ファイル (*.asc) から時系列ラスターデータを インポートする場合、ファイル名から含まれるデータの時刻が認識されます。

ファイル名に以下のパターンが含まれている場合、自動的に認識されてインポートされます。

  • YYYY-MM-DD_hh:mm:ss
  • YYYY_MM_DD_hh:mm:ss
  • YYYYMMDD-hhmmss
  • YYYYMMDD_hhmmss
  • YYYYMMDD-hhmm
  • YYYYMMDD_hhmm

上記パターンに当てはまらない場合、図 64 に 示すダイアログが表示されます。ファイル名から時刻を認識するためのパターンを入力して 下さい。

../_images/geotiff_pattern_dialog.png

図 64 ファイル名パターン設定ダイアログ 表示例

NetCDF ファイル (*.nc)

NetCDF ファイルを、時間など位置以外の次元を持つ地理情報にインポートする 場合、ファイル選択後に 図 65 に示すダイアログが表示されます。 次元のマッピングに関する設定を行い、「OK」ボタンを押します。

../_images/netcdf_import_setting_dialog.png

図 65 次元のマッピング設定ダイアログ

XバンドMPレーダーデータ (*.*)

XRAINの雨量データを地理情報にインポートする場合、一つのフォルダ内に XRAIN の 雨量データファイルのみが含まれているように保存し、それらのファイルの1つを選択します。 すると、そのフォルダ内に保存された全ての雨量データファイルが読み込まれ、インポートされます。

ESRI シェープファイル (*.shp)

ESRI シェープファイルからポリゴンデータ、ラインデータ、点データをインポートする 場合、ファイル選択後に 図 66 に示すダイアログが表示されます。

インポートの設定を行って「OK」ボタンを押します。

../_images/polygon_import_setting_dialog.png

図 66 ポリゴンインポート設定ダイアログ