地理情報 (E)¶
地理情報をインポートします。
地理情報は、表 8 に示す ファイルフォーマットからインポートできます。
種類 |
フォーマット |
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点群データ |
地勢データ (*.tpo) |
テキストファイル (*.csv, *,txt, *.xyz) |
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STLファイル (*.stl) |
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LandXML ファイル (*.xml) |
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横断測量データ |
横断測量データ (*.riv) |
国土交通省 横断測量データ (*.csv) |
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ラスターデータ |
GeoTIFF ファイル (*.tif) |
Arc/Info ASCII ファイル (*.asc) |
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16bit グレースケール PNG ファイル (*.png) |
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NetCDF ファイル (*.nc) |
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時系列ラスターデータ |
GeoTIFF ファイル (*.tif) |
Arc/Info ASCII ファイル (*.asc) |
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NetCDFファイル (*.nc) |
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XバンドMPレーダーデータ (*.*) |
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ポリゴンデータ |
ESRI シェープファイル (*.shp) |
CSV ファイル (*.csv) |
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ラインデータ |
ESRI シェープファイル (*.shp) |
CSV ファイル (*.csv) |
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点データ |
ESRI シェープファイル (*.shp) |
CSV ファイル (*.csv) |
「地理情報」を選択すると、インポート可能な地理情報のリストが サブメニューとして表示されます。ここでインポートしたい地理情報を選択すると、 図 88 に示すダイアログが表示されます。ファイルを選択すると、 選択したファイルから地理情報がインポートされます。
インポートされた地理情報は、オブジェクトブラウザーで確認できます。インポート後の iRIC の表示例を 図 89 に示します。

図 88 インポートするファイルの選択ダイアログ¶

図 89 河川測量データインポート後の iRIC 表示例¶
以下に、インポートするフォーマットごとの追加の操作について説明します。
地勢データ (*.tpo)¶
ファイルを選択すると、 図 90 に示すダイアログが表示されます。
必要に応じて「間引き」の値を変更した上で「OK」ボタンを押します。

図 90 間引き設定ダイアログ¶
テキストファイル (*.csv, *.txt, *.xyz)¶
ファイルを選択すると、 図 91 に示すダイアログが表示されます。
プレビュー欄を確認しつつ、適切な設定を行った上で「OK」ボタンを押します。

図 91 テキストデータインポート設定ダイアログ¶
横断測量データ (*.riv)¶
河川測量データからインポートする場合、ファイル選択後に ファイルのエラーチェックが行われます。もし問題があった場合は、 図 92 に示すダイアログが表示されます。
その後、図 93 に示すダイアログが表示されます。 インポートの設定を行って「OK」ボタンを押します。

図 92 見つかった問題一覧ダイアログ¶

図 93 河川測量データインポート設定ダイアログ¶
国土交通省 横断測量データ (*.csv)¶
まずはじめに距離標データが格納された CSV ファイルを選択します。 その後、横断データのあるフォルダを選択するダイアログが表示されるので、 選択して「フォルダの選択」ボタンを押します。
日本 国土交通省 河川測量データからインポートする場合、ファイル選択後に ファイルのエラーチェックが行われます。もし問題があった場合は、 図 94 に示すダイアログが表示されます。
その後、河川測量データ (*.riv) と同じく、図 93 に示すダイアログが表示されます。 インポートの設定を行って「OK」ボタンを押します。

図 94 見つかった問題一覧ダイアログ¶
GeoTIFF ファイル (*.tif), Arc/Info ASCII ファイル (*.asc) (ラスターデータ)¶
GeoTIFF ファイル (*.tif), Arc/Info ASCII ファイル (*.asc) からラスターデータを インポートする場合、ファイルに座標系の情報が含まれていない場合、 図 95 に示すダイアログを表示した後、 図 96 に示すダイアログが表示されます。
GeoTIFFファイルではファイル内の座標系の情報が、 Arc/Info ASCII ファイルでは拡張子が *.prj のファイルがあった場合そのファイル内の座標系の情報が、それぞれ読み込まれます。

図 95 警告ダイアログ 表示例¶

図 96 座標系選択ダイアログ 表示例¶
GeoTIFF ファイル (*.tif), Arc/Info ASCII ファイル (*.asc) (時系列ラスターデータ)¶
GeoTIFF ファイル (*.tif), Arc/Info ASCII ファイル (*.asc) から時系列ラスターデータを インポートする場合、ファイル名から含まれるデータの時刻が認識されます。
ファイル名に以下のパターンが含まれている場合、自動的に認識されてインポートされます。
YYYY-MM-DD_hh:mm:ss
YYYY_MM_DD_hh:mm:ss
YYYYMMDD-hhmmss
YYYYMMDD_hhmmss
YYYYMMDD-hhmm
YYYYMMDD_hhmm
上記パターンに当てはまらない場合、図 97 に 示すダイアログが表示されます。ファイル名から時刻を認識するためのパターンを入力して 下さい。

図 97 ファイル名パターン設定ダイアログ 表示例¶
NetCDF ファイル (*.nc)¶
NetCDF ファイルを、時間など位置以外の次元を持つ地理情報にインポートする 場合、ファイル選択後に 図 98 に示すダイアログが表示されます。 次元のマッピングに関する設定を行い、「OK」ボタンを押します。

図 98 次元のマッピング設定ダイアログ¶
XバンドMPレーダーデータ (*.*)¶
XRAINの雨量データを地理情報にインポートする場合、一つのフォルダ内に XRAIN の 雨量データファイルのみが含まれているように保存し、それらのファイルの1つを選択します。 すると、そのフォルダ内に保存された全ての雨量データファイルが読み込まれ、インポートされます。
ESRI シェープファイル (*.shp)¶
ESRI シェープファイルからポリゴンデータ、ラインデータ、点データをインポートする 場合、ファイル選択後に 図 99 に示すダイアログが表示されます。
インポートの設定を行って「OK」ボタンを押します。

図 99 ポリゴンインポート設定ダイアログ¶