コンター表示機能

概要

iRIC では、スカラー量の表示において、面を塗って表示する機能の他にコンター線を 描画する機能があります。この機能をコンター表示機能と呼びます。

例を 図 37 に示します。下がコンター線を描画した例です。

この節では、コンター表示機能の利用法について説明します。

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図 37 スカラー量の面塗りとコンター表示の例

基本的な使い方

コンター表示ができる機能の設定ダイアログの例を 図 38 に示 します。赤い円で囲った部分が、コンター表示機能に関係する部分です。

コンター表示機能のインターフェースは、カラーマップ設定機能のインターフェースとともに表示されます。

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図 38 コンター設定機能があるダイアログ例

設定項目について以下で説明します。

コンター線の描画

チェックを外すと面を塗る方法、チェックを付けるとコンター線を描画する方法になります。

線の幅

コンター線の幅を指定します。

カラーマップの値を使用

チェックすると、上のカラーマップ設定機能の「表示色」の値のコンター線が描画されます。 図 38 の例なら、値が 0.04, 0.040125, 0.04025, 0.040375, 0.0405 の コンター線が描画されます。

分割数を指定

チェックすると、上のカラーマップ設定機能の「表示色」の最小値、最大値と、その間を指定した分割数で等分割した 値のコンター線が描画されます。図 38 の例なら、値が 0.04, 0.04005, 0.0401, ... 0.0405 のコンター線が描画されます。