点データ編集機能¶
点として定義された地理情報を設定します。
点データでは、点の位置にアイコンを表示することもできます。アイコンの表示機能は、 避難所、ダム、ポンプなどの場所を表示する際に便利です。
注釈
点データは、参照情報にのみ作成できます。
点データ属性ブラウザ¶
点データを選択している時は、点データ属性ブラウザが表示されます。 点データ属性ブラウザの表示例を 図 291 に示します。 点データ属性ブラウザの列の一覧を 表 24 に示します。
列名 |
説明 |
---|---|
名前 |
点の名前を表示します。編集もできます。 |
表示 |
クリックすると選択され、描画領域の中央に表示されます。 |
選択操作¶
点データでは、複数の点を同時に選択することができます。これにより、 複数の点を同時に削除したり、並べ替えたりできます。
点の選択は以下の2つの方法で行なえます。
マウス操作: 描画領域で左ドラッグして矩形領域を囲むと、囲んだ領域に含まれる点をすべて選択できます。
属性ブラウザ操作: 点データ属性ブラウザで項目をクリックすると、項目が選択されます。 Ctrl キーを押しながらクリックすることで、複数の点を選択できます。
メニュー構成¶
点データ編集機能に関連するメニューは、プリプロセッサーがアクティブで、 オブジェクトブラウザーで点データが選択されていた時、 以下からアクセスできます。
メニューバー: 地理情報 (E) --> 点データ (P)
点データ(P) 以下のサブメニューの構成を 表 25 に示します。
メニュー |
説明 |
---|---|
新しい点データを追加 (A) |
新しい点データを追加します |
名前の編集 (N) |
オブジェクトブラウザー上に表示される名前を編集します |
新しい点の追加 |
点データに新しい点を追加します。 |
座標の編集 (C) |
点の座標を編集します |
並べ替え (S) |
選択した点を並べ替えます |
マージ (M) |
他の点データを、このデータにマージします。 |
コピー (C) |
この点データを、他の地理情報にコピーします。 |
表示設定 (S) |
表示方法を設定します |
削除 (D) |
点データを削除します |
新しい点データを追加¶
新しい点データを追加するには、以下の手順を行います。
オブジェクトブラウザーで、地理情報「参照情報」を 選択します (図 292 参照)。
メニューから以下の操作を行います。するとオブジェクトブラウザーで 新しい点データが追加され、選択された状態になります (図 293 参照)。
メニューバー: 地理情報 (E) --> 点データ(L) --> 新しい点データを追加(A)
描画領域で左クリックすると、点が追加されます。
新しい点の追加¶
点データに新しい点を追加します。
新しい点データを追加 が新しい点データを作成する機能 であるのに対し、この機能では既にある点データに新しい点を追加します。
点を定義する手順は 新しい点データを追加 と同じです。
座標の編集 (C)¶
点データの頂点の座標を編集します。
点データの頂点座標を編集するダイアログ (図 294 参照) が表示されますので、座標を編集して「OK」ボタンを押します。
マージ¶
他の点データを、このデータにマージします。
マージするデータの選択ダイアログ (図 295 参照) が表示されます。マージするデータを選択して「OK」ボタンを押します。
表示設定 (S)¶
点データの表示色を編集します。
点データの表示設定ダイアログ (図 296 参照) が表示されます。
点として表示する他に、アイコン画像をインポートすることで、点の位置にアイコンを表示することもできます。 アイコン画像をインポートすると、画像の左下が点の位置となるよう、アイコンが表示されます。
Tips¶
注釈