点データ編集機能

点として定義された地理情報を設定します。

点データの表示例を 図 248 に示します。

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図 248 点データ 表示例

注釈

点データは、参照情報にのみ作成できます。

点データ属性ブラウザ

点データを選択している時は、点データ属性ブラウザが表示されます。 点データ属性ブラウザの表示例を 図 249 に示します。 点データ属性ブラウザの列の一覧を 表 24 に示します。

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図 249 点データ属性ブラウザ 表示例

表 24 点データ属性ブラウザ 列一覧
列名 説明
名前 点の名前を表示します。編集もできます。
表示 クリックすると選択され、描画領域の中央に表示されます。

選択操作

点データでは、複数の点を同時に選択することができます。これにより、 複数の点を同時に削除したり、並べ替えたりできます。

点の選択は以下の2つの方法で行なえます。

  • マウス操作: 描画領域で左ドラッグして矩形領域を囲むと、囲んだ領域に含まれる点をすべて選択できます。
  • 属性ブラウザ操作: 点データ属性ブラウザで項目をクリックすると、項目が選択されます。 Ctrl キーを押しながらクリックすることで、複数の点を選択できます。

メニュー構成

点データ編集機能に関連するメニューは、プリプロセッサーがアクティブで、 オブジェクトブラウザーで点データが選択されていた時、 以下からアクセスできます。

メニューバー: 地理情報 (E) --> 点データ (P)

点データ(P) 以下のサブメニューの構成を 表 25 に示します。

表 25 点データメニューの構成
メニュー 説明
新しい点データを追加 (A) 新しい点データを追加します
名前の編集 (N) オブジェクトブラウザー上に表示される名前を編集します
新しい点の追加 点データに新しい点を追加します。
座標の編集 (C) 点の座標を編集します
並べ替え (S) 選択した点を並べ替えます
マージ (M) 他の点データを、このデータにマージします。
コピー (C) この点データを、他の地理情報にコピーします。
表示色設定 (S) 表示色を設定します
削除 (D) 点データを削除します

新しい点データを追加

新しい点データを追加するには、以下の手順を行います。

  1. オブジェクトブラウザーで、地理情報「参照情報」を 選択します (図 250 参照)。
  2. メニューから以下の操作を行います。するとオブジェクトブラウザーで 新しい点データが追加され、選択された状態になります (図 251 参照)。

メニューバー: 地理情報 (E) --> 点データ(L) --> 新しい点データを追加(A)

  1. 描画領域で左クリックすると、点が追加されます。
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図 250 オブジェクトブラウザー 表示例

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図 251 点データ定義後のプリプロセッサー

新しい点の追加

点データに新しい点を追加します。

新しい点データを追加 が新しい点データを作成する機能 であるのに対し、この機能では既にある点データに新しい点を追加します。

点を定義する手順は 新しい点データを追加 と同じです。

座標の編集 (C)

点データの頂点の座標を編集します。

点データの頂点座標を編集するダイアログ (図 252 参照) が表示されますので、座標を編集して「OK」ボタンを押します。

../../_images/point_coordinates_dialog.png

図 252 点データの頂点座標編集ダイアログ

マージ

他の点データを、このデータにマージします。

マージするデータの選択ダイアログ (図 253 参照) が表示されます。マージするデータを選択して「OK」ボタンを押します。

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図 253 マージするデータの選択ダイアログ

色の設定 (S)

点データの表示色を編集します。

点データの表示色を設定するダイアログ ((図 254) 参照) が表示されますので、表示色を設定して「OK」ボタンを押します。

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図 254 点データの表示色設定ダイアログ