基本操作¶
iRICの基本的な操作について説明します。
スタートページでの操作¶
iRIC 起動直後には、iRIC スタートページが表示されます。iRIC スタートページの表示例を 図 14 に示します。
スタートページでは、最初は「計算プロジェクトを始める」のタブが表示されています。 「計算プロジェクトを始める」タブの表示項目を以下に示します。
「新しいプロジェクト」ボタン¶
押すと、新しいプロジェクトを開始します。新しいプロジェクト(N) を参照してください。
最近使ったソルバーのリスト¶
ソルバーの名前をクリックすると、そのソルバーを使う新しいプロジェクトを開始します。
オブジェクトブラウザーでの操作¶
iRIC では、ソルバーコンソールを除くすべてのサブウィンドウで、 オブジェクトブラウザーを利用します。プリプロセッサーでのオブジェクトブラウザー の表示例を 図 16 に示します。
オブジェクトブラウザーで行える操作は以下の通りです。
編集対象の選択¶
左クリックで項目を選択することで、編集する対象データを選択します。 選択状態が変わると、メニューでは現在の選択状態で可能な操作のみ、有効になります。
項目の表示・非表示切り替え¶
項目の左にあるチェックボックスにより、描画領域での表示・非表示を切り替えます。 複数の階層構造のある項目では、親の項目のチェックが外されると、 子の項目が非表示になります。
上下移動¶
項目の上下関係を変更することができます。この操作は、プリプロセッサ上の地理情報と 背景画像についてのみ有効です。上下関係の変更は、操作ツールバーの , のボタンで行います。
表示プロパティの変更¶
右クリックメニューで表示される「プロパティ」メニューから、 項目の表示プロパティを変更します。 「プロパティ」メニューが表示されない項目もあります。
データのインポート、エクスポート¶
右クリックメニューから、データのインポート、エクスポートを行えます。 インポート、エクスポートが行えない項目もあります。
描画領域での表示操作¶
描画領域の表示をCtrlキーとマウスとの組み合わせで操作できます。表示操作方法について、 表 3 に示します。
表示操作 | 操作内容 | 操作中のカーソル |
---|---|---|
移動 | Ctrl + 左ドラッグ | |
拡大・縮小 | Ctrl + ホイールドラッグ、またはホイールの回転 | |
回転 | Ctrl 右ドラッグ | |
囲んで拡大 | Ctrl + Shift + 右ドラッグ |
マウス操作のヘルプを表示するには、以下のいずれかの操作を行います。
メニューバー: ヘルプ (H) --> マウスヒント (M)
ツールバー:
表示されるマウスヒントのダイアログを 図 17 に示します。
なお、描画領域での表示操作は、メインツールバーのボタンからも行えます (メインツールバー 参照)。